Shining 夕暮れ

日記 雑感

20240312 Wake Up

今日、昼前に友達に電話で叩き起こされた。駒場に今いて、オークス行かないかという誘いだった。寝ぼけてて今根津住みだし、時間かかって待たせてしまうから断ってしまったが、よく考えれば行けばよかった。今度日を改めて会うことになったが。

その後二度寝をし、起きたら16時だった。昨日買った『夜と霧』を深夜まで読んでしまったせいだ。収容所について簡潔に書かれすぎていることが逆に冷たいなと思ったくらい、人間の心理を分析するというコンセプトに徹底した本だった。

1日を潰してしまったなという気持ちを取り戻すために新宿へ。新宿に着いたのが18時頃で、今日初の一服。まだ何も食べていないことに気づき、家系ラーメンへ向かう。その後買い物を済ませ、帰宅。

家に帰ったら2000年代の音楽について考えていた、というよりアーケイド・ファイアについて想いを巡らせていたわけだが。

"Funeral"は"Neighborhood #1"、"Neighborhood #2"のニューウェイブでもあり、レディオヘッドのような生々しいオルタナティブロックさも感じる、インディーミュージックの象徴みたいな2曲ではじまり、"Wake Up"みたいなアンセミックな曲もある、素晴らしすぎるアルバムだ。

僕は3枚目の"Reflektor"が一番好きで、本当に凄いアルバムだと思うんだけど、誰もその話をしてない。エレクトリックで、トーキング・ヘッズ的で、それでいてフィジカルな良さがある。"Normal Person"とか、ギターの聞こえが気持ちよくて、完璧すぎる。フジの1週間前にオーストラリアのフェスに出るらしいし、来てくれないかなあ。

明日は研究室の歓迎も兼ねた掃除に行く。教授と話したら僕に生物の学がないことがバレそうで、怖いが、タダ飯を食える確信があり、その点において楽しみ。

20240311 Haircut 100

今日は歩いて銀座まで行った。フリッパーズ・ギターを久々に聴いたらすごく良かったので、『CAMELA TALK』を再生。三越を一通り見て、買うべきものの目星をつけ、満足してレストランフロアの喫煙所へ。

東京は公衆喫煙所がなかったり、汚かったりするが、百貨店やパルコに行けば、必ず綺麗なものがあるから安心する。でも大体レストランフロアの上階にしか設けていないのは狡い。

DOVER STREET MARKET GINZAにはじめて行った。DOVER STREET MARKETはコムデギャルソンの川久保玲が、夫と共にはじめたセレクトショップで、主にギャルソンの様々なラインとストリート、ラグジュアリーを取り扱っており、関東の服好きが集まる店だ。

到着し、まず店のデカさに驚く。7階まであって(商品が売っているのは6階まで)、サカゼンかと思った。予想通り、観光客だらけの店内で、店員もあまり話しかけてこなかったので緊張感なく服を見ることができた。元から買うつもりはなかったが、品揃えが凄くて、見るだけでも楽しい。

帰りに本屋でフランクル『夜と霧』を購入。「この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引き受けることに、ふたつとない何かを成し遂げるたった一度の可能性はあるのだ」という言葉がとても好きで、早く読みたい。

日比谷から電車で最寄りに戻り、髪を切った。髪といえば、髪が長いのを音楽をやっていない知り合いに「バンドマンみたいだね」って揶揄われるのがすごい癪だ。僕の髪が長いのは、ただ切りに行くのが面倒なだけなので、家で済ませられたらこんなに伸ばすこともないのに。でも理容師の手際を見てると、自分でもできるんじゃねと思う。